怪我を20年放ったらかしにしていたら…

昔の怪我の後遺症で、指が曲がってしまって。と言う人の足の指を見たんです。

チラッとだけど。


その前に周りの人に『こんな足でも、あんなこともこんなこともできたんで、良いかなって思っているんです。』って話していたのを遠くで聞いていました。


そうなんだとなんとなく聞いて思ってたんです。


その後、流れで足を見せてもらったら、指の関節が曲がったまま固まってしまってた。

爪も変形してて、これは歩くのも何するのも大変だなぁって、感じでした。


で、本人に本当にこのままでもいいのか?と聞いてみると、実はそんなことはなく、やはり不便だと。

少しでも良くなればと思っていると話してくれた。

足を少しだけ触ると、関節が少しだけだけど、動くようだ。関節が少しでも動くだけで、かなり違うので、関節の動かし方を伝えた。


本人にしてみるともう動かないと思っていた関節が少し動いて、動いたら、立つのも歩くのも感覚が違ってて驚いていた。


今回はその方の施術をしにきたのではないので、サラッとだけだったけど、衝撃的だったみたい。

その後は一生懸命に足を触っていた。


少しでも改善したら、次は爪を整えないとね。

かなり、爪も改善の余地あるね。


今回は怪我の治療を途中でやめてそのままにしていたための変形。そして、もう治らないと諦めての放置で20年以上。

もう少し足に対しての知識があれば、違ったんだろうなぁって、思う出来事だった。


もっともっと足について興味を持ってほしいなって思う一コマでした。